美容師が再来店を自店に促す理由。
植本です。
今日は昨夏から担当させて頂いているお客様のカラーの様子を一緒に載せていきますね。
今回はブリーチして
グレーよりのミルクティーベージュにというオーダー。
一度では抜け切れないと思ったので
弱い薬で少しブリーチして、その上から強めのブリーチでガッツリいきました。
2回ブリーチ、そしてカラーです。
何故2回必要か。
その理由がこの写真です。
彼女を初めて施術させて頂いた時の写真。
当時はブリーチしたのが伸びて
半分金髪みたいな感じでしたので、
その部分をがっつり黒染めして
ライン感のあるボブにしました。
そして、その数ヶ月後がこちら。
長さはそのまま、以前の黒染めの一部をブリーチして赤を入れました。
これもそこそこ大変でしたが…。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが
前回と前々回の履歴から言うと。
これが履歴というやつです。
ちなみにオレンジだった部分は一度余計にブリーチしたことになるので、
グラデーションカラーとしてデザイン的にも履歴を生かしてます。
美容師側に施術を止められたり
逆に余裕で施術して失敗されたり。
って経験ありませんか??
ほとんど履歴が原因です。
何年も通ってるってなら大丈夫だと思いますが、
初めてや数回目だと当然把握できるわけが無く、この様な履歴からトラブルが起こりえます。
履歴を本当の意味で知っているか知らないか。
引き出して見極める美容師の力ももちろん必要なのですが、
お客様が軽いストレートパーマだと思ってても実はしっかりとした縮毛矯正だったり、
ただ髪を少し暗くしただけだと思ってても
実は黒染めや白髪染め結構入ってたり。
言ってる事とやってる事、結構違うこともあるんですよね。
もちろんそれが嫌がらせとかでは無く、最善を尽くしてやってるものなので、余計にやるせないってやつです。
美容師が再来店を自店に促す理由わかっていただけましたか??
うちの店はもちろん新規様でも顧客様でもウェルカムですが、
他の店舗や他の美容室に行かれた方でも、真意は同じです。
皆様の今後の美容室選びのポイントになれば幸いです。
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